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第65回日本リンパ腫学会学術集会レポート② 優秀演題口演PMBCLの初回治療はR-CHOPで良好な長期成績 ─CMR到達例ではRT省略が合理的選択肢に桃木真美子(がん研究会有明病院 血液腫瘍科)2026.01.22桃木真美子氏らは、自施設でPMBCLと診断され初回治療としてR-CHOP療法を施行した患者の長期フォローアップデータを後方視的に解析し、R-CHOP療法はPMBCLに対する初回治療レジメンとして妥当であり、代謝的完全奏効(CMR)が得られた患者ではRTの省略が可能との考えを報告した。
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第65回日本リンパ腫学会学術集会レポート① 優秀演題口演CD83の発現は、関節リウマチ患者におけるMTX関連リンパ増殖性疾患の予後予測マーカーとなり得る沢田圭佑(埼玉医科大学総合医療センター 病理部)2026.01.22MTX-DLBCLのEBV陰性例は、EBV陽性例に比べ、1例あたりの遺伝子変異の頻度が有意に高いことを見出し、EBV陰性例は遺伝子変異の蓄積によって生じるリンパ腫であり、MTXの休薬だけでは自然消退に至らないのではないかと考察している。一方で、EBV感染の有無のみでは自然消退の有無を予測できない症例も存在し、同施設の沢田圭佑氏らは、新たな予後予測マーカーの探索的研究を行い、今回その結果を報告した。
- 気鋭の群像Young Japanese Hematologist
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造血幹細胞を柱に米国に研究拠点を構えて14年 他領域の研究者との交流も力に研究領域の拡充へ(後編)伊藤圭介(アルバート・アインシュタイン医科大学 細胞生物学・医学(腫瘍・血液内科)・腫瘍学 教授)2026.01.22ハーバード大学での2008年から2011年の期間の大きな研究成果は「A PML–PPARδ pathway for fatty acid oxidation regulates haematopoietic stem cell maintenance(脂肪酸酸化を介した造血幹細胞維持を制御するPML–PPARδ経路)」として、2012年に『Nature Medicine』に掲載されました。
- 血液学の最新論文New Reports On Hematology
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2025年10月〜12月分を掲載しました2026.01.22
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2026年1月分を掲載しました2026.01.22
- 気鋭の群像Young Japanese Hematologist
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造血幹細胞を柱に米国に研究拠点を構えて14年 他領域の研究者との交流も力に研究領域の拡充へ(前編)伊藤圭介(アルバート・アインシュタイン医科大学 細胞生物学・医学(腫瘍・血液内科)・腫瘍学 教授)2026.01.15慶應義塾大学医学部を卒業後、血液内科に入局し、内科研修医として勤務しながら大学院で白血病の研究に取り組んだ伊藤圭介氏。その後、造血幹細胞の研究に軸足を移し米国に留学、ニューヨーク、ボストン、再びニューヨークと研究の場を変えながら2012年に独立してラボを開設した。現在は造血幹細胞の代謝維持機構、造血器腫瘍関連、鎌状赤血球症を主な柱として多くの共同研究に取り組む一方で、同時に研究室メンバーの世代交代を進め、次世代を担う人材育成にも努めている。
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2026年1月の注目論文(Vol. 1)前田嘉信(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器内科学 教授)2026.01.15血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2026年1月分(Vol. 1)は、前田嘉信氏が担当します。
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JSH2025レポート⑥ Symposium 5「骨髄増殖性腫瘍における新規治療開発」後半バイオロジーに基づく治療戦略で原発性骨髄線維症の疾患修飾を探る2026.01.08Symposium 5「骨髄増殖性腫瘍における新規治療開発」後半では、骨髄増殖性腫瘍(MPN)の中でも、共通の遺伝子変異を有し、相互に移行することもあることから「フィラデルフィア陰性MPN」に分類される真性赤血球増加症(PV)、本態性血小板血症(ET)、原発性骨髄線維症(PMF)のうち、予後不良とされるPMFに特化した新規治療開発戦略が解説された。
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2025年9月後半〜12月前半分を掲載しました2026.01.08
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JSH2025レポート⑤ Symposium 5「骨髄増殖性腫瘍における新規治療開発」前半TKIは中止可能に、CML-CP患者の治療ゴールとしての無治療寛解2025.12.25骨髄増殖性腫瘍(MPN)は、造血幹細胞に生じた遺伝子変異を背景に、骨髄系細胞の異常増殖と成熟血液細胞の過剰産生を来たす疾患群である。Symposium 5「骨髄増殖性腫瘍における新規治療開発」の前半ではMPNの一病型である慢性骨髄性白血病(CML)をテーマにチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)中止後の無治療寛解(TFR)を中心とした国内臨床研究の最新の成績やTFR成功に関与する因子について報告された。
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2025年12月〜2026年5月開催分を掲載しました2025.12.25
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JSH2025レポート④ Symposium1「B細胞リンパ腫に対する新規治療」DLBCLにおける遺伝子サブタイプに基づく個別化治療の進展 ―初回治療から再発・難治まで―2025.12.18Symposium 1では「B細胞リンパ腫に対する新規治療」をテーマに、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)を対象として、初回治療から再発・難治に至る各治療ラインにおける新規薬剤および併用療法の開発動向と、遺伝子サブタイプに基づく治療選択の考え方について、国内外3名の演者が解説した。
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2025年9月〜11月分を掲載しました2025.12.18
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2025年12月分を掲載しました2025.12.18
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JSH2025レポート③ Special Symposium「ゲノム教育セッション:パネル検査レポートを読み解く」遺伝子パネル検査の基礎と仕組みを解説 症例に基づき模擬エキスパートパネルメンバーが議論2025.12.11Special Symposium「ゲノム教育セッション:パネル検査レポートを読み解く」は、2025年3月に保険適用となった造血器腫瘍遺伝子パネル検査をテーマに、パネル開発に関わったメンバーが集結した。まず、遺伝子パネル検査の基礎とパネル検査の仕組みについて、2人の専門家が解説した。続いて6人の臨床医が実臨床での経験と課題を提示し、それぞれの症例について9人の模擬エキスパートパネルメンバーが議論を重ねた。会場は最後まで立ち見の参加者であふれ、遺伝子パネル検査への関心の高さがうかがわれた。