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血液学の最新論文(2026年1月後半〜4月前半分) すべて見る

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学会レポートCongress Report
再発高リスクAMLにおける同種移植前後の治療戦略 MRD評価を軸とした個別化の進展JSTCT2026レポート① シンポジウム1「再発高リスク急性骨髄性白血病に対する造血幹細胞移植」再発高リスクAMLにおける同種移植前後の治療戦略 MRD評価を軸とした個別化の進展2026.05.14同種造血幹細胞移植は急性骨髄性白血病(AML)や骨髄異形成症候群(MDS)に対する根治的治療であるが、移植後の再発もあるため、移植前後の治療の最適化が求められている。シンポジウム1「再発高リスク急性骨髄性白血病に対する造血幹細胞移植」では、4人の演者がAMLやMDSにおける移植前のブリッジング療法、移植後の維持療法、さらに移植前の微小残存病変(MRD)解析による治療選択をテーマに講演した。
学会レポートCongress Report
R/R FLT3変異陽性AMLに対する移植後ギルテリチニブ維持療法、再発抑制と予後改善の可能性ASH2025注目テーマ⑬ 日本からの演題「#4289」R/R FLT3変異陽性AMLに対する移植後ギルテリチニブ維持療法、再発抑制と予後改善の可能性新井康之(京都大学大学院医学研究科 血液内科学/医学部附属病院 検査部・細胞療法センター)2026.04.30FLT3変異AMLでは同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)が推奨されるが、移植後再発はいまだ高頻度で、再発後は予後不良である。選択的FLT3阻害薬ギルテリチニブは、再発/難治性(R/R)FLT3変異陽性AMLに対する標準治療としてガイドラインで推奨されており、allo-HSCT後の維持療法としても有用である可能性がある。京都大学の新井康之氏らは、2019-2020年の実臨床におけるallo-HSCT後のギルテリチニブ維持療法の予後に対する効果を明らかにし、ドナーソース別に比較するとともに、投与パターンおよび安全性について報告した。
血液学の最新論文New Reports On Hematology
2026年1月後半〜4月前半分を掲載しました2026年1月後半〜4月前半分を掲載しました2026.04.30
この人に聞くThe Experts
白血病の治療と研究に挑み続けた45年 化学療法から分子標的薬への変遷を見届けて(後編)白血病の治療と研究に挑み続けた45年 化学療法から分子標的薬への変遷を見届けて(後編)薄井紀子(東京慈恵会医科大学 客員教授、国領医院 院長)2026.04.23研究に夢中になっていた頃に、日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)を設立された大野竜三先生がNCIを訪問され、「研究も大事だけど、このままだと臨床を忘れてしまうよ」と話されました。私は「そうですね。今取り組んでいる研究がもうすぐ一区切りとなるので、そうしたら帰ります」と答え、92年9月に帰国しました。4年間臨床を離れていたので、現場感覚を取り戻す意味もあり、93年4月から95年6月まで大森赤十字病院に第2内科部長として派遣されました。
この論文に注目!Focus On
2026年4月の注目論文(Vol. 2)2026年4月の注目論文(Vol. 2)木崎昌弘(埼玉医科大学 名誉教授/よみうりランド慶友病院 副院長)2026.04.23血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2026年4月分(Vol. 2)は、木崎昌弘氏が担当します。
学会カレンダーCongress Calendar
2026年4月〜9月開催分を掲載しました2026年4月〜9月開催分を掲載しました2026.04.23
この人に聞くThe Experts
白血病の治療と研究に挑み続けた45年 化学療法から分子標的薬への変遷を見届けて(前編)白血病の治療と研究に挑み続けた45年 化学療法から分子標的薬への変遷を見届けて(前編)薄井紀子(東京慈恵会医科大学 客員教授、国領医院 院長)2026.04.16「この人に聞く」のシリーズ第23回は、東京慈恵会医科大学 客員教授/国領医院・院長の薄井紀子先生にお話をうかがいました。薄井先生は慈恵医大を卒業後、癌研究会附属病院などで最新の化学療法や免疫療法を学び、米国NIH/NCIに4年間留学しました。帰国後は、慈恵医大附属病院の血液・腫瘍内科で十数年間、診療と臨床研究に携わり、慈恵医大附属第三病院に移ったのちも教授として診療と臨床研究を続けました。「女性医師には人生のターニングポイントはいくつもあるが、仕事を続けてほしい。進む道は自分で考え決めることが大切」と呼びかけます。
学会レポートCongress Report
小児AMLの寛解導入療法においてCRh/CRiはCRと同等の生存予後を示すASH2025注目テーマ⑫ 日本からの演題「#3512」小児AMLの寛解導入療法においてCRh/CRiはCRと同等の生存予後を示す加登翔太(東京大学大学院 医学系研究科 小児医学講座 小児科学分野)2026.04.16小児急性骨髄性白血病(AML)では、完全な血液学的回復が得られる前に次治療へ進むことも少なくなく、部分的血液学的回復を伴う完全寛解(CRh)や、血液学的回復が不完全な完全寛解(CRi)の状態で寛解後化学療法が開始されることがある。一方、こうした不十分な血液学的回復は、規制当局により治療失敗とみなされる場合がある。東京大学の加登翔太氏らは、小児AMLを対象とした2試験において寛解導入療法後の治療効果を再評価し、CRh/CRiでも完全寛解(CR)と同等の生存成績が得られ、有効な治療効果とみなし得ることを報告した。
学会レポートCongress Report
新規薬剤時代の再発・難治性成熟T/NK細胞リンパ腫―全国規模観察研究からみた治療実態と予後―ASH2025注目テーマ⑪ 日本からの演題「#1865」新規薬剤時代の再発・難治性成熟T/NK細胞リンパ腫―全国規模観察研究からみた治療実態と予後―瓜生英樹(東京慈恵会医科大学附属病院 腫瘍・血液内科)2026.04.16成熟T細胞およびナチュラルキラー細胞リンパ腫(MTNKL)は、悪性リンパ腫のおよそ10%を占め、B細胞リンパ腫に比して予後不良である。近年、新規薬剤による単剤療法が導入されてきたが、再発・難治性MTNKLに対する標準治療は依然として確立していない。そこで瓜生氏らは、全国規模の後ろ向き観察研究を実施し、再発・難治性MTNKLにおける治療実態と予後を検討した。その結果、2次治療開始後の全生存期間(OS)中央値は17.9カ月、3年OS率は約40%であり、2次治療以降に造血幹細胞移植(HSCT)を受けた患者では予後良好が示された。
血液学の最新論文New Reports On Hematology
2026年1月〜3月分を掲載しました2026年1月〜3月分を掲載しました2026.04.16
新薬情報New Drug
2026年4月分を掲載しました2026年4月分を掲載しました2026.04.16
学会レポートCongress Report
aPL陽性または血栓症既往を有するITPで、TPO受容体作動薬により血栓リスクが高くなる可能性ASH2025注目テーマ⑩ 日本からの演題「#1259」aPL陽性または血栓症既往を有するITPで、TPO受容体作動薬により血栓リスクが高くなる可能性吉田正宏(札幌医科大学 内科学講座 血液内科学分野)2026.04.09免疫性血小板減少症(ITP)は血小板減少に伴う出血を特徴とする一方で、血栓症リスクの上昇も報告されている。ITP治療では血小板産生を促進するトロンボポエチン受容体作動薬(TPO-RA)が広く用いられているが、血栓イベントとの関連については議論がある。札幌医科大学の吉田氏らは、実臨床における新規診断ITP患者の血栓イベント発生率およびそのリスク因子を明らかにする目的で、多施設共同後方視的研究を行った。その結果、TPO受容体作動薬は、抗リン脂質抗体(aPL)陽性または血栓症既往を有するITP患者において、血栓リスクを高める可能性が示された。
学会レポートCongress Report
患者由来iPS細胞と全ゲノムシーケンスにより、PNHの造血障害に関わる遺伝子変異を同定ASH2025注目テーマ⑨ 日本からの演題「#28」患者由来iPS細胞と全ゲノムシーケンスにより、PNHの造血障害に関わる遺伝子変異を同定廖紀元(東京大学 医科学研究所)2026.04.09発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)は、phosphatidylinositol glycan class A(PIGA)遺伝子など、グリコシルホスファチジルイノシトール(glycosyl phosphatidylinositol:GPI)合成に関わる遺伝子に変異を有する造血幹細胞(HSCs)のクローン性の拡大を特徴とし、GPIアンカー型蛋白(GPI-APs)である補体制御因子CD55、CD59が欠損した赤血球が自身の補体による攻撃を受けることで、主徴である溶血性貧血をきたす難治性血液疾患である。
この論文に注目!Focus On
2026年4月の注目論文(Vol. 1)2026年4月の注目論文(Vol. 1)柴山浩彦(国立病院機構 大阪医療センター 血液内科科長/輸血療法部長)2026.04.09血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2026年4月分(Vol. 1)は、柴山浩彦氏が担当します。
Hematopaseoからのお知らせInformation
新アドバイザリーボードメンバー就任のお知らせ新アドバイザリーボードメンバー就任のお知らせ2026.04.02アドバイザリーボードに、新たに加藤元博先生(東京大学大学院 医学系研究科 小児医学講座 小児科学分野 教授)をお迎えいたしました。