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学会レポートCongress Report

第65回日本リンパ腫学会学術集会レポート① 優秀演題口演

CD83の発現は、関節リウマチ患者における
MTX関連リンパ増殖性疾患の予後予測マーカーと
なり得る CD83 predicts clinical outcomes for methotrexate-associated lymphoproliferative disorders in rheumatoid arthritis patients (#SA-1)

沢田圭佑(埼玉医科大学総合医療センター 病理部)

MTX-DLBCLのEBV陰性例は、EBV陽性例に比べ、1例あたりの遺伝子変異の頻度が有意に高いことを見出し、EBV陰性例は遺伝子変異の蓄積によって生じるリンパ腫であり、MTXの休薬だけでは自然消退に至らないのではないかと考察している。一方で、EBV感染の有無のみでは自然消退の有無を予測できない症例も存在し、同施設の沢田圭佑氏らは、新たな予後予測マーカーの探索的研究を行い、今回その結果を報告した。