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メンバー一人ひとりがスキルアップ
その積み重ねがチーム力の継続的な向上に(前編)

医療法人 原三信病院(福岡県福岡市)

九州でいち早く骨髄移植を開始した原三信病院。1600年(慶長5年)に初代原三信が黒田藩の典医として仕え、その後は「原三信」の名が受け継がれ、1879年(明治12年)に外科病院となった。以来、歴史ある地域の基幹病院として常に時代を先取りしてきた。血液内科では、早くからチームによる医療を実践し、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、医療事務などのメンバーが、対等の立場で患者に責任を持って対応して、それぞれの専門的スキルを上げることでチーム力を向上させてきた。一味違う多職種の連携が特徴だ。