ガイドライン改訂のポイント② 骨髄異形成症候群(MDS)『造血器腫瘍診療ガイドライン 2023年版』改訂のポイント 骨髄異形成症候群宮﨑泰司(長崎大学 原爆後障害医療研究所 所長)2023.12.14次回はこちら前回はこちら 今回の改訂ではクリニカルクエスチョン(CQ)の数は変更されず、2018年版補訂版と同じく12個のCQが策定されている。その内容もほとんど変わっておらず、骨髄異形成症候群(MDS)に対する新規薬剤を含めた新規治療開発が進んでいないことを反映していると思われる。しかし、前版では21ページであった記載分量は今回33ページとほぼ1.5倍となり、それぞれのCQに関する記載が詳しくなった。変更、追加箇所についていくつか取り上げて簡単に解説する。 この記事は会員限定コンテンツです。この続きはログインしてお読みください。 まだ会員登録(無料)がお済みでない方はこちらからご登録ください。