EHA2026レポート⑩ 日本からの演題
未治療再生不良性貧血に対する
免疫抑制療法+ロミプロスチムで、
遅発奏効と治療中止後の持続奏効を確認
LATE AND SUSTAINED RESPONSES TO IMMUNOSUPPRESSIVE THERAPY PLUS ROMIPLOSTIM IN TREATMENT-NAÏVE APLASTIC ANEMIA (#PS1812)
細川晃平(金沢大学附属病院 血液内科)
2026.10.29
免疫抑制療法(IST)未治療の再生不良性貧血(AA)患者に対し、ISTとトロンボポエチン受容体作動薬ロミプロスチムを併用した際には、治療開始27週時点で奏効が得られていなくても、投与継続によってその後に奏効する患者が存在することが、前向き観察研究531-005の追加解析で示された。また、ロミプロスチム中止後も完全奏効(CR)または部分奏効(PR)が長期間維持され、最終的にシクロスポリンも中止して無治療寛解に至る患者が認められた。ベースラインの網赤血球数や、治療中の血小板数の上昇幅・上昇速度が、こうした持続奏効と関連する可能性も示唆された。