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学会レポートCongress Report

ASH2025注目テーマ⑬ 日本からの演題「#4289」

R/R FLT3変異陽性AMLに対する
移植後ギルテリチニブ維持療法、
管理可能な安全性のもと再発抑制と予後改善に関連 MAINTENANCE TREATMENT WITH GILTERITINIB SUPPRESSES POST-TRANSPLANT RELAPSE IN RELAPSED/REFRACTORY FLT3-MUTATED ACUTE MYELOID LEUKEMIA: A JAPANESE NATIONWIDE REGISTRY STUDY (#4289)

新井康之(京都大学大学院医学研究科 血液内科学/医学部附属病院 検査部・細胞療法センター)

FLT3変異AMLでは同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)が推奨されるが、移植後再発はいまだ高頻度で、再発後は予後不良である。選択的FLT3阻害薬ギルテリチニブは、再発/難治性(R/R)FLT3変異陽性AMLに対する標準治療としてガイドラインで推奨されており、allo-HSCT後の維持療法としても有用である可能性がある。京都大学の新井康之氏らは、2019-2020年の実臨床におけるallo-HSCT後のギルテリチニブ維持療法の予後に対する効果を明らかにし、ドナーソース別に比較するとともに、投与パターンおよび安全性について報告した。