造血器腫瘍では、遺伝子異常や分子病態に基づく疾患理解が進み、治療選択、治療抵抗性の評価、微小残存病変モニタリング、さらには診断そのものにもゲノム情報を活用する時代を迎えている。シンポジウム7「造血器腫瘍ゲノムと治療の新展開」では、急性骨髄性白血病に対する分子標的薬併用療法、慢性期慢性骨髄性白血病の治療抵抗性に関わる体細胞変異と新規薬剤、悪性リンパ腫におけるリキッドバイオプシーの臨床応用が取り上げられた。本稿では、臨床への展開が期待される3演題を紹介する。
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